【Tリーグ2020-2021】T.T彩たまを徹底分析!なぜ最下位に沈んだのか?
先日、Tリーグファイナルが行われ、2020-2021シーズンが幕を閉じました。
今シーズンの男子結果は以下のとおりです。
2位:木下マイスター東京(勝ち点47)
3位:岡山リベッツ(勝ち点31)
4位:T.T彩たま(勝ち点23)
T.T彩たまは、最下位に沈む苦しいシーズンとなりました。
なぜ、T.T彩たまは最下位に沈み苦しんだのか?徹底分析していきます!
選手成績
※左がシングルス、右がダブルス成績です。
松平健太(9勝9敗)ー(0勝0敗)
英田理志(9勝13敗)ー(0勝1敗)
神巧也(3勝9敗)ー(1勝1敗)
ジオニス(2勝5敗)ー(0勝1敗)
篠塚大登(1勝5敗)ー(11勝5敗)
曽根翔(1勝3敗)ー(11勝3敗)
松山祐季(0勝2敗)ー(2勝2敗)
高見真己(0勝0敗)ー(1勝2敗)
モーレゴード(未出場)
ピッチフォード(未出場)
イムジョンフン(未出場)
チョスンミン(未出場)
考察
①海外選手の不在
T.T彩たまが最下位に沈んだ要因として、海外選手が来日できなかったことが挙げられます。ジオニスは数試合出場したものの、その他の海外選手はコロナウイルスの影響で来日できませんでした。黄鎮廷は、コロナウイルスの影響によって契約に至りませんでした。
元々、T.T彩たまは、海外選手をエースとしてきました。1stシーズンはチョンヨンシクと黄鎮廷、2stシーズンはピッチフォードがエースでした。
海外選手の不在はとても大きいものとなりました。
②シングルスの不調
先ほど、海外選手をエースとしてきたと紹介しましたが、エースを支えるように日本人選手も活躍してきました。昨シーズンには、後期MVPに神巧也が受賞、最多勝にも神巧也が受賞するほどでした。
ところが、今シーズンは神巧也が不調に陥ります。
昨シーズンと今シーズンの成績を比較してみます。
※左が昨シーズン、右が今シーズンのシングルス成績です。
神巧也(13勝7敗)→(3勝9敗)
ピッチフォード(8勝6敗)→(未出場)
松平健太(7勝9敗)→(9勝9敗)
平野友樹(3勝3敗)→(移籍)
ジオニス(3勝0敗)→(2勝5敗)
モーレゴード(2勝2敗)→(未出場)
黄鎮廷(1勝3敗)→(退団)
戸上隼輔(1勝1敗)→(移籍)
松山祐季(0勝1敗)→(0勝2敗)
高見真己(0勝1敗)→(0勝0敗)
新規加入選手
英田理志→(9勝13敗)
篠塚大登→(1勝5敗)
曽根翔→(1勝3敗)
昨シーズンのシングルス成績:29勝33敗
今シーズンのシングルス成績:25勝46敗
勝利数は大きく変わらないものの、敗北数が大きく増加しています。
新規加入の英田が9勝をあげましたが、勝率は5割を下回る結果に。チームとしても、勝率5割以上の選手は松平のみでした。シングルスが大きな課題となるシーズンでした。
③ダブルスは好成績
シングルスの不調を紹介しましたが、ダブルスは絶好調でした。今シーズンは、篠塚・曽根ペアで多くの試合に出場し、ともに11勝をあげました。さらに、今シーズンのベストペア賞にも輝くなど、まさに躍進の1年となりました。まだ高校生と若いペアですので、今後の成長が期待されます。
団体戦で重要となるダブルスが好成績だっただけに、シングルスの不調が悔やまれるシーズンとなりました。
④ビクトリーマッチの弱さ
厳しい言葉にはなってしまいますが、彩たまはビクトリーマッチに弱いです。
今シーズンのビクトリーマッチ出場数は、5戦が英田、1戦がジオニス、松平、曽根となっており、チームとして計8戦しています。
しかし、ビクトリーマッチの成績は0勝8敗となっています。ビクトリーマッチで全く勝てないのは、海外選手の不在も大きいと思います。とはいえ、ビクトリーマッチでも勝てる日本人選手を育てたいところです。
総括
今シーズンの彩たまは、開幕から2連勝で好発進するも、その後13連敗。それでも、キャプテン神巧也のガッツ溢れるプレー、チームとしても諦めない姿勢には、多くのファンの心を掴んだと思います。そして、13連敗からの脱出はとてもドラマチックで感動したファンも多いのではないのでしょうか?
さらに、篠塚・曽根ペアの大躍進、英田の成長、松平の復活は来シーズンに繋がると思います。ポテンシャルをもったチームだからこそ、期待が高まってしまいます。
来シーズンに向けて
先ほど述べた通り、ポテンシャルのあるチームですが、来シーズン優勝するためには補強を行う必要があります。真っ先に行うべき補強は、海外選手の補強です。特に、エースとして活躍が期待できるピッチフォード、黄鎮廷、チョンヨンシクなどの契約をしたいところです。
しかし、コロナウイルスの影響により来日できるかは不透明です。そのため、日本人選手の補強も行いたいところです。補強してほしい選手を下記で紹介します。なお、各チームで出場数に恵まれていない選手を対象にしています。
・田中佑汰(岡山リベッツ)
・龍崎東寅(明治大学)
来季予想オーダー
1篠塚・曽根(高見・松山)
2松平
3神(海外選手)
4英田(海外選手)
まとめ
いかがでしたか?
今シーズンは苦しんだT.T彩たまですが、各選手のポテンシャルは素晴らしいチームです。なにかのキッカケや勢いで別チームへと変われる可能性を持っていると思います。
また、積極的なファンサービスやガッツ溢れるプレーでファンの心を掴んでくれます。
素晴らしいチームだからこそ、来シーズンの躍進に期待したいです。
【Tリーグ】女子ファイナルを徹底レビュー!来シーズンはチーム数が増加!?どこにできる?
2021年2月27日にTリーグ2020ー2021シーズンの女子ファイナルが行われました。
今シーズンは以下の2チームがファイナルに進出しました。
・木下アビエル神奈川(シーズン1位)
・日本生命レッドエルフ(シーズン2位)
今回は、この2チームのファイナルの激闘を徹底レビューしていきます!
さらに、試合後には日本生命の監督の村上監督から、「来年にはチーム数も増えると思う」と注目発言がありました。この言葉の意味も考察していきます!
試合オーダー・結果
木下アビエルは、チーム最多勝の木原美悠がWTTドーハに派遣のため不在。対する日本生命もチーム2位の勝利数ユモンユが来日していないため不在となりました。
オーダー
1長崎・浜本 vs 前田・平野
3木村香純 vs 早田ひな
4長崎美柚 vs 平野美宇
V 木村香純 vs 早田ひな
木下アビエル神奈川は、木原のポジションに木村を起用。木村は、今シーズン早田など格上の選手に勝利するなど、ミラクルガールとして注目されています。
対する日本生命は、ユモンユのポジションに森さくらを起用。森さくらは、昨シーズンのMVPに輝いていますが、今シーズンは5勝11敗と苦しんでいます。
試合レビュー
1長崎・浜本 vs 前田・平野
この試合はダブルスの勝敗が試合を大きく左右すると予想されました。
試合序盤から、長崎の強烈なチキータ、浜本のストップレシーブでリズムを作る。対する日本生命ペアは、ロングサーブを多用。長崎のチキータと浜本のストップを封じる。第1ゲームは、木下ペアが逃げ切る。
第2ゲームに入ると、後がない日本生命ペアがギアをあげる。特に前田のフリックレシーブやロングサーブで第2ゲームを圧倒。
第3ゲームに入ると、第1、第2ゲームで多用してきたロングサーブに長崎が迷い始める。長崎得意のチキータレシーブにも入りが遅れ、ミス。
長崎・浜本(1)ー(2)前田・平野
重要なダブルスを日本生命ペアがとる。
2石川佳純 vs 森さくら
レギュラーシーズンでは、石川に勝利している森さくら。このオーダーは日本生命の狙い通りでした。
第1ゲームから森の気合は十分。対する石川も森の弱点を突いて点数を稼ぐ。調子自体は良くないようにみえるものの、勝負所での得点が光る。1ゲームを落とすものの、石川が快勝。
木下アビエルが1-1のタイに持ち込む。
3木村香純 vs 早田ひな
レギュラーシーズン1勝1敗同士の注目の一戦。実績から早田が優位に思えましたが、格上に強さを発揮する木村への期待もありました。
試合は、木村が絶好調。振れば何でも入る状態に。一方、早田は調子が上がらない。
お互いにサーブでの得点が目立ち、レシーブで苦しむ。徐々に早田が木村のサーブに対応し始める。しかし、木村はラリー戦で早田を圧倒。この大舞台で木村が早田に大金星。
木村香純(3)ー(2)早田ひな
木下アビエルが2-1と優勝に王手とする。
4長崎美柚 vs 平野美宇
エリートアカデミーの先輩後輩対決。長崎が平野の2個下の後輩にあたります。
この試合は、長崎が絶好調。平野のサーブにチキータと逆チキータで対応し、試合をリードする。対する平野も中盤から調子をあげてくる。テンポの速い攻撃で長崎のミスを誘う。試合は2-2のフルゲームに。ここでも長崎のプレーが光る。長崎が2度のチャンピョンシップポイントを握るも、平野もこの場面で強打。平野の強心臓ぶりが垣間見える。逆にチャンピョンシップポイントをしのいだ平野がマッチポイントをとり、そのまま勝利。激闘となった試合を平野が制す。長崎は好調だっただけに悔しい敗戦。
長崎美柚(2)ー(3)平野美宇
日本生命が2-2に戻し、勝負はビクトリーマッチへ
V 木村香純 vs 早田ひな
なんと木下アビエルは、石川ではなく木村を起用。対する日本生命は予想通り早田。第3マッチの再戦となり、早田としては石川よりも嫌な対戦相手か。
試合は、早田の気合と迫力が木村を飲み込む。しかし、木村も先ほどの試合の好調をキープ。早田に食らいつく展開。だが、先ほどのマッチでサーブを出し尽くしてしまったか。早田が木村のサーブに対応し始める。一方、木村は早田のサーブにいまだ苦しむ。早田の引き出しの多さにあっぱれだ。そのまま、試合は10-7で早田のチャンピョンシップポイント。それでも木村が意地の3連続ポイントでデュースに持ち込む。
それでもやはり早田。この場面でも落ち着いて2連続ポイント。早田は涙の勝利。木村も大健闘したが、あと一歩及ばず。
日本生命が3年連続の頂点に輝く!
木村香純(0)ー(1)早田ひな
総括
日本生命が苦しみながらも3連覇を果たしました。またしても、早田はVマッチで勝利をあげ、勝負強さを発揮しました。また、平野もダブルスとシングルスで2勝をあげる活躍。試合中にもコルセットを着けるなど、故障を抱えている腰への負担も不安視されましたが、さすがの実力です。
また、木村も大健闘しました。早田相手に一歩も引かない試合運びは、来シーズンのさらなる躍進に繋がるでしょう。
1長崎・浜本(1) vs (2)前田・平野
3木村香純(3) vs (2)早田ひな
4長崎美柚(2) vs (3)平野美宇
V 木村香純(0) vs (1)早田ひな
2020ー2021シーズンの表彰
優勝:日本生命レッドエルフ
ベストペア賞:長崎美柚・浜本由惟(木下アビエル)
来シーズンはチーム数が増加?
村上監督の発言
試合後の監督インタビューでは、日本生命の村上監督から重要な発言がありました。
なんと、「来シーズンは9月5日に開幕し、チーム数を増えるだろう」と発言したのです。これまで、Tリーグはチーム数の増加を試みていましたが、実現には至っていませんでした。水谷選手もチーム数の増加を訴えるなど、チーム数の増加が期待されていました。
そんな中での、村上監督の発言。詳細は不明ですが、ある程度、話がまとまっているのではないかと予想します。9月開幕ということが決まっているということは、チーム数も決まっていると考えます。
何チーム追加されるか
チーム数が増えるといっても、何チーム増えるのでしょうか?
現時点では、男女ともに、以下の4チームとなっています。
男子
琉球アスティーダ(沖縄)、木下マイスター東京(東京)、岡山リベッツ(岡山)、T.T彩たま(埼玉)。
女子
日本生命レッドエルフ(大阪)、木下アビエル神奈川(神奈川)、日本ペイントマレッツ(大阪)、トップ名古屋おとめピンポンズ(愛知)。
チーム数としては、偶数ではないかと予想します。そうなると、現実的な男女ともに追加チームは2チームではないでしょうか?
どこの地域に追加されるか
現時点でのチームは関東と関西に集中しています。それを考慮し、関東と関西の追加チームはないと考えます。
有力な候補地としては、北海道や東北ではないでしょうか?現時点で、Tリーグは東北にチームがありません。しかし、北海道は丹羽や佐藤瞳の出身地であり、卓球が活発です。東北にも、かつての名門校青森山田高校が存在します。ぜひ、東北にTリーグが進出したら、日本全体が盛り上がると思います。
他の候補としては、福岡などでしょうか?都市であり、希望が丘高校などもあることから、有力な候補地となりそうです。
また、木下グループのように男女ともにチームを抱えるパターンもありそうです。
特に琉球などは可能性が高そうです。
まとめ
いかがでしたか?
やはりTリーグファイナルはとても盛り上がりますね!
来シーズンには、チーム数が増えることも期待して、さらに楽しみです!
【Tリーグ】男子ファイナルを徹底レビュー!水谷欠場の理由は?
2021年2月26日
Tリーグ2020-2021シーズンの男子ファイナルが行われました。
今シーズンは、以下のチームがファイナルに進出しました。
木下マイスター東京(シーズン1位)vs琉球アスティーダ(シーズン2位)
注目の一戦でしたが、木下マイスターの主力、水谷選手は欠場となりました。
記事の後半で欠場理由を記載しています。
試合オーダー
オーダーは衝撃の内容でした。チームの中心である水谷選手が欠場。
欠場理由は記事後半で書いています。
1 田添・及川 vs 木造・吉村和
2 大島 vs 戸上
3 及川 vs 吉村真
4 張本 vs 宇田
試合レビュー
第1マッチ:田添・及川vs木造・吉村和
田添・及川(1)vs(2)木造・吉村和
第1ゲーム:11ー9
第2ゲーム:9ー11
第3ゲーム:7ー11
・第1ゲームから両ペアともに、絶好調の立ち上がり。特に田添はスーパープレーの連続で手が付けられない状態。及川は無難に凌ぐも、ややスロースタート。琉球ペアは、木造が好調な立ち上がり。チキータやフリックでチャンスボールを作る仕事ぶり。吉村和もフルスイングバックハンドで点数を稼ぐも、ややミスが目立つか。第1ゲームは木下ペアがとる。
・第2ゲームに入ると、木造の田添封じが始まる。それでも田添の勢いは止まらない。さらに及川のエンジンもかかり始める。このゲームも木下ペアがとるかと思われたが、木造の徹底したチャンスボール作りに吉村和が応え始める。ゲーム終盤には木造のミスを吉村和がカバー。第2ゲームは琉球ペアが取り返す。
・最終第3ゲームは、木造のチキータ、吉村の強打、チキータでリードを離す。木下ペアは、琉球ペアの攻撃に終始押される展開。サーブ、レシーブともに先手を取られたのが痛かったか。重要なダブルスを琉球がとる。
第2マッチ:大島vs戸上
大島(2)vs(3)戸上
第1ゲーム:14-16
第2ゲーム:11-3
第3ゲーム:11-8
第4ゲーム:8-11
第5ゲーム:8-11
・第1ゲームは、バック対バックの試合展開。この展開では、やや戸上が優勢か。お互いにロングサーブを多用。両選手ともにチキータを警戒する立ち上がり。しかし、大島のショートサービスは緊張からか甘い。これを戸上は見逃さずに第1ゲームを先取。
・第2ゲームは、大島の圧倒劇。ロングサーブで戸上のチキータを封じ、緩急を使ったチキータでレシーブでも得点。第2ゲームは大島が取り返す。
・第3ゲームは、戸上が復調。戸上のチキータ、鋭いツッツキで良い展開を作る。一方、大島もチキータがきれきれ。チキータを左右に振り、戸上に的を絞らせない。第3ゲームは大島がとる。
・第4ゲームは、戸上が大島のロングサーブを回り込んで強打し、打開する。戸上は苦しい展開が続くも、着実に点数を稼ぐ。大島はチャンスボールのミスが悔やまれる。第4ゲームは戸上がとり最終ゲームへ。
・第5ゲームは、戸上がチキータから良い展開を作りリードする。タイムアウト後は、大島がラリー戦の強さを発揮し、反撃する。それでも戸上の勢いは止まらない。大島の弱点であるミドルを突く攻撃でマッチポイント。最後はスーパーラリーから、戸上がガッツポーズ。
第3マッチ:及川vs吉村真
及川(2)vs(3)吉村真
第1ゲーム:4-11
第2ゲーム:7-11
第3ゲーム:11-7
第4ゲーム:11-9
第5ゲーム:7-11
・第1ゲームは、吉村真が絶好調。及川に打たせてカウンターさせる展開。終盤には背面打ちまで。吉村真は何をやっても上手くいく状況。サービスでも及川を苦しめる。及川はエンジンがかかっていないか。
・第2ゲームも、吉村の勢いが止まらない。打っても守っても及川を左右に振りまくる。及川も安定した3球目攻撃からリズムを作るも、最後は吉村のサービスに苦しむ。
・第3ゲームは、吉村が優勝を意識したのか?消極的なプレーが目立つ。それを見逃さない及川。吉村の攻撃をブロックとカウンターで点数を稼ぐ。さらには、中陣からのラリーでも及川がとりはじめる。吉村は積極的になれるか?
・第4ゲームは、吉村がチキータやカウンターなど積極的なプレーが出始める。しかし、エンジンがかかった及川も粘り強いプレーで吉村のミスを誘う。吉村もサービスエースで反撃するも、このゲームは及川が逃げ切る。勝負は最終ゲームへ。
・最終ゲームは、吉村が出だしから高速ノータッチチキータでリードする。さらには、勝負所でサービスエース。そして、またしても高速チキータで吉村はガッツポーズ。
試合総括
結果として、琉球が3-0のストレート勝ちを収めました。Tリーグファイナルの特別ルールとして、勝敗が決定した場合、第4マッチは行われないため、張本vs宇田は実現しませんでした。張本は出場できずにチームが敗退となり、悔しい結果となりました。
木下は全てフルゲームで落としています。この要因として、チームの団結力の違いが関係していると考えます。琉球は、チーム全体で立ち上がり声を掛け合うなど、チームで戦っている印象がありました。一方、木下は立ち上がり拍手はするものの、セット間などのアドバイスはみられませんでした。琉球は、チーム全体で戦い、優勝を手にしました。来シーズンは、どこが優勝するのか、楽しみです!
水谷欠場理由
木下が敗退した要因の一つに水谷選手の不在が挙げられます。直近の試合でも出場していたことから、ファイナルでも出場は確実と思われていました。しかし、オーダーに水谷の名前はありませんでした。なぜ、欠場したのでしょうか?
水谷欠場の理由は、故障です。水谷は先週行われた4連戦の初戦で、軽いケガをしたとのことです。大きなケガではなく、大事をとって欠場を決めたそうです。
これは、アマプラの試合解説の方がおっしゃていました。
まとめ
いかがでしたか?
2020ー2021シーズンは、琉球アスティーダの優勝で幕を閉じました。
キャプテンの吉村真晴はシーズンMVPを受賞しました。
本当におめでとうございます!
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【Tリーグ】女子ファイナル進出チーム決定!ファイナルのオーダー勝敗予想!
【Tリーグ】女子ファイナル進出チーム決定!ファイナルのオーダー勝敗予想!
Tリーグの2020ー2021シーズンのファイナルまで残り1週間です!
女子のファイナル進出チームは以下のとおりです。
・木下アビエル神奈川(勝ち点57)
・日本生命レッドエルフ(勝ち点43)
3位の日本ペイントが勝ち点23なので、今シーズンもこの2チームが圧倒的な実力でファイナル進出を決めたことになります。
今回はファイナルのオーダー予想から勝敗予想までしていきたいと思います!
【選手一覧と今シーズン成績】
※今シーズン0試合の選手を除いています。
※左がシングルス成績、右がダブルス成績です。
①木下アビエル神奈川
・木原美悠(17勝6敗)ー(3勝0敗)
・石川佳純(12勝1敗)ー(0勝0敗)
・長崎美柚(9勝5敗)ー(14勝4敗)
・木村香純(6勝3敗)ー(0勝3敗)
・浜本由惟(1勝2敗)ー(13勝3敗)
・張本美和(0勝3敗)ー(0勝0敗)
②日本生命レッドエルフ
・早田ひな(14勝3敗)ー(0勝0敗)
・ユモンユ(9勝6敗)ー(1勝1敗)
・平野美宇(6勝4敗)ー(5勝1敗)
・森さくら(5勝11敗)ー(0勝0敗)
・赤江夏星(1勝3敗)ー(8勝5敗)
・麻生麗名(0勝4敗)ー(0勝0敗)
・チェンズーユー(0勝6敗)ー(1勝1敗)
・前田美優(0勝0敗)ー(13勝5敗)
・由本楓羽(0勝0敗)ー(0勝1敗)
【オーダー予想】
①木下アビエル神奈川のオーダー予想
今シーズンの木下アビエルは、長崎・浜本ペアがチームを支えました。ダブルスで1本を取り、勝率9割以上の石川、勝率5割以上の木原、長崎、木村が控えます。特に、長崎と木原は今シーズンのほとんどの試合で出場し、チームの首位に貢献しました。また、石川不在時には木村が秘密兵器として活躍しました。木下アビエルの最大の強みはダブルス、そして勝率9割以上の石川、さらに木原と長崎といったところでしょう。以上を踏まえて、オーダー予想します。
1 長崎・浜本
2 石川
3 木原
4 長崎
以上のようにオーダー予想しました。ダブルスには、長崎・浜本ペアが有力だと思われます。2番にはエースでビクトリーマッチでも起用したい石川、3番にはチームの勝ち頭である木原、4番にはダブルスでも起用した長崎といった形になりました。
②日本生命レッドエルフのオーダー予想
今シーズンの日本生命は、早田ひなを中心にチームが成り立っていました。一方、森さくらが昨シーズンのような成績の残せなかったり、平野も故障などで苦しいチーム事情がありました。そんな中でも、ダブルスでは前田・赤江ペアが好成績を収め、チームのファイナル進出に貢献しました。ダブルスと早田で2本を取り、ビクトリーマッチでも早田で勝つといった試合が多く見られました。後半には、平野が故障から復帰し、前田・平野ペアで好成績を収めました。以上を踏まえ、オーダー予想します。
1 前田・平野
2 早田
3 森さくら
4 平野美宇
以上のようにオーダー予想しました。ダブルスには、前田・平野ペアと予想しました。後半戦では前田・平野ペアの起用していることからも、赤江ではなく平野の可能性が高いです。2番にはエースの早田、3番には森さくら、4番には平野と予想しました。2番にはエースでビクトリーマッチでも起用したい早田ではないでしょうか。たとえ石川が2番とわかっていても、2番で起用すると思います。3番は、森さくらとユモンユで悩みましたが、ユモンユが来日できない可能性を考慮しました。4番にはダブルスでも起用した平野としました。
【勝敗予想】
1長崎・浜本(2)ー(1)前田・平野
2 石川(2) ー(3) 早田
3 木原(3) ー (0)森
4 長崎(1)ー (3)平野
V 石川(?)ー (?)早田
男子に引き続き、勝敗予想はできませんでした。1ゲームマッチは何が起きるかわかりません。ダブルスは長崎・浜本ペアと予想しました。長崎のダブルスの強さはずば抜けています。接戦になると思いますが、長崎・浜本ペアにします。石川vs早田は早田と予想しました。全日本で優勝し勢いのある石川ですが、対石川に強い早田と予想します。木原vs森は木原と予想します。カットマンには苦手意識のある木原ですが、森のような相手にはめっぽう強いです。ここは、木原の勝利とみます。長崎vs平野は平野と予想します。長崎も今シーズン、安定したシングルス成績を収めていますが、やはり実績と経験のある平野ではないでしょうか。
ビクトリーマッチはわかりません。両選手とも、ビクトリーマッチでも好成績を収めていますし、本当に楽しみです。
【まとめ】
いかがでしたか?
残り1週間のファイナルまで待ち遠しいですね!
以下にファイナルの開催要項を記します。
開催要項
開催日:2月27日(土)
試合開始時刻:12:00
会場:アリーナ立川立飛
【Tリーグ】男子ファイナル進出チーム決定!ファイナルのオーダー予想まで!
【Tリーグ】男子ファイナル進出チーム決定!オーダー予想まで!
ついにTリーグ3rdシーズンの男子ファイナル進出チームが決定しました!
ファイナル進出チームは以下の2チームです。
・木下マイスター東京(勝ち点41)
今シーズンは、琉球アスティーダが圧倒的な実力で首位に立っています。
一方、王者の木下マイスターは2位となっています。
今回は、ファイナルのオーダー予想をしていきたいと思います!
【選手一覧と今シーズン成績】
※今シーズン0試合の選手を除いています。
※左がシングルス成績、右がダブルス成績です。
※2/19時点
①琉球アスティーダ
・吉村真晴(14勝4敗)ー(0勝2敗)
・戸上隼輔(9勝4敗)ー(0勝3敗)
・宇田幸矢(8勝7敗)ー(5勝5敗)
・木造勇人(4勝3敗)ー(3勝4敗)
・吉村和弘(3勝2敗)ー(8勝7敗)
・有延大夢(1勝2敗)ー(2勝1敗)
・平野友樹(1勝3敗)ー(2勝0敗)
・村松雄斗(1勝5敗)ー(0勝0敗)
②木下マイスター東京
・水谷隼(13勝6敗)ー(8勝4敗)
・張本智和(12勝3敗)ー(0勝0敗)
・及川瑞基(9勝6敗)ー(1勝3敗)
・大島裕哉(4勝4敗)ー(1勝2敗)
・ホウエイチョウ(1勝5敗)ー(0勝0敗)
・田添健太(0勝0敗)ー(9勝7敗)
・松島輝空(0勝0敗)ー(1勝2敗)
【オーダー予想】
①琉球アスティーダのオーダー予想
琉球の今シーズンの躍進の要因は、宇田と戸上の2人です。両選手とも調子の波が激しく安定感を欠くものの、圧倒的な実力でチームを支えています。また、キャプテンの吉村真晴の好調も大きいです。さらに、ダブルスでも木造・吉村和ペアの安定感が出てきました。これらを踏まえて、ファイナルのオーダー予想をしていきます。
1 木造・吉村和
2 戸上
3 宇田
4 吉村真
ダブルスには、安定感がある木造・吉村和ペアが有力だと思われます。また、2番には最も信頼できる戸上、3番には爆発力のある宇田、4番にはキャプテンの吉村真に託すと予想します!また、ビクトリーマッチには、その日の調子にもよりますが、戸上が有力だと思います!
②木下マイスター東京のオーダー予想
木下マイスターがファイナル進出できた要因として、シングルスの強さが挙げられます。チームには、3人のシングルス全日本王者が在籍しています(張本、水谷、及川)。この3選手は、オーダーでも欠かせないでしょう。課題はダブルスです。直近の試合では、水谷・大島ペア、田添・松島ペアを試しています。ただし、ファイナルといった大舞台で松島を起用するには、まだ早いと思います。そうなると、シーズン前半で活躍した水谷・田添or大島ペアだと考えられます。これらを踏まえて、ファイナルのオーダーを予測します。
1水谷・田添(大島)
2張本
3及川
4水谷
ダブルスは、水谷・田添ペアと予想します。2/19のT.T彩たま戦では、水谷・大島ペアが敗戦したのが痛いと思います。2番にはビクトリーマッチでも起用したい張本、3番には今年の全日本王者及川、4番には安心安全の水谷と予測します。ビクトリーマッチには、張本で間違いないでしょう!
【勝敗予想】
では、先ほどのオーダー予想を元に、勝敗予想を行います。
1 木造・吉村和(1) ー (2)水谷・田添
2 戸上(3) ー (2)張本
3 宇田(3) ー (2)及川
4 吉村真(2) ー (3)水谷
V 戸上(?) ー (?)張本
結局、予想できませんでした(´;ω;`)
戸上と張本、両選手の1セットマッチは何が起きるかわかりません。
特に、張本vs戸上or宇田の試合がキーマッチとなるでしょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
昨年は、コロナウイルスの影響で開催できなかったTリーグファイナル。1週間後が楽しみでしょうがないです。
そんな注目の一戦は、下記の日時で開催されます。
Tリーグファイナル
日程:2021年2月26日(金)
開始時間:16時30分
会場:アリーナ立川立飛
さらに、注目の一戦は、テレビ東京で放送されるそうです!
テレビ東京さんには、感謝です(人''▽`)
今回も閲覧いただき、ありがとうございました!
卓球Tリーグファイナル シーズン王者決定戦「琉球アスティーダ vs 木下マイスター東京」BSテレ東 2月26日(金)夕方5時58分放送!